幸せのカタチ
後藤奈緒子です。
一昨日「緊急事態宣言」が初めて発令されました。
3月末から自粛を意識して生活してますが、
こんな声が聞こえてきます。
外出できないんだから人と会えないし、
遊ぶ場所もないし…。
いや、仕事もどうなるかわからないから、
遊んでる場合じゃないし、
今はお金を使わずに切り詰めなきゃ…。
でも食べ物が無くなるかも知れないから、買っておかないと…。
これからどうなるんだろう…?不安でたまらない…。
あれ、、ちょっと喉が痛いような…、
熱が上がってきた感じ…?
ウィルスに感染してたら、どうしよう…?
ここ2週間、どっか行ったんだっけ…
検査行った方がいいのかな?
でも検査で陽性になったら、どうしよう…。
みなさん、毎日こんな気持ちだと思います。
この状況が早く終息して、
1日も早く以前のように戻りたいと思います。
でも、本当に以前のような生活に戻れるのでしょうか?
今までの常識が常識でなくなるような、
すべての価値観がガラッと変わるような、
そんなことが起こってくる予感もしているんですよね。
今、私達は何を学ぼうとしているのでしょうか?
入澤先生が40年以上、探求してきたのは、
「人はどうしたら幸せになれるのか?」ということです。
誰もが幸せになりたい!と思っていますが、
「お金」があれば幸せになれる?
かっこいい、素敵なパートナーがいれば幸せになれる?
才能があれば満足?
仕事で成功すれば幸せ?
とにかく健康で長生きする?
全部を満たせば、そりゃ「幸せ」だよ、
そういう人は多くいると思います。
でも、その鍵は、
「感謝」して生きることでエネルギーができ、
人と人が関わってそのエネルギーの循環で、
楽しい!嬉しい!面白いな!と心から感じることや、
その貴重な時間だったり、
「反省」をすることで、
マイナスだった考えや意識が、プラスになるという化学変化が起きて、
心の中に、ものすごい量の愛情が増えていくということを
先生は発見してきました。
これがベースにあった上で、
「お金」「パートナー」「仕事」「才能」「健康」が、
思ったようになっていけば、
「幸せ」に近づくのかもしれないですね。
私が時々思い出す人がいます。
山の中で行方不明になっていた男の子を、
探し出したおじさんです。
ニュースで観たその人は、
山の中で、自給自足で質素に暮らしていました。
山をいつも走っているので体は健康そうで、
無駄なものが何もついていない体型でした。
梅干しの種を割って、中の実を食べると美味しいんだと言って、
食べている笑顔が、とても印象的だったんです。
山で迷子になった男の子を見つけた時に、
「ほんとうに良かったよ…!」と嬉しくて泣き笑いをしていた顔が、
忘れられず、
もし「幸せ」に形があるとしたら、
このおじさんが見せてくれたと思ったんですよね。
おじさんは、いつも自然の中で、
自分が食べる分だけを体を使って作り、
満足して喜んで食べて、
食べ物のもつ本当の美味しさを味わい、
人を助けられたことに、素直に心から喜んで生きている。
もちろん、都会でずっと生きてきた私には、
おじさんのような生活スタイルで生きることはできないのですが、
与えられた環境や関わる人すべてに「感謝」ができて、
その毎日を「反省」することで、改善ができれば、
おじさんのように「愛情」が溢れる人になれるんじゃないかなと、
考えたりします。
「愛情」が深くなった自分が、
人や与えられた環境に感謝して関わることで、
その人の喜びを心から一緒に感じられる毎瞬なら、
それが「しあわせ」なんじゃないかと思うのです。
今、あまりにも、自分本位に生きてきた人が、
この地球上に増えてしまったような、、、
悲しいことではありますが、
まずは失ったり、不自由にならないと、
気づけないのかも知れません。
でも、シュミレーションして、想像して、
気づくことができるのも私達が持っている能力です。
小さい頃にまず親から教わった、
「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に言えることは、
本当はとても気持ちよいことです。
気持ち良さを知ったら、誰でも使いたくなるものなのです。
人が喜ぶことは何か?と考えて行動していくことで、
この不自由な毎日の中で「喜び」を見つけていきましょう!
水のように透明で、
どんな形にもなれるのが本来の私達です。
価値観を変えることを恐れないで、
むしろ喜んで前に進んでいきましょう。
カルマカウンセラー
後藤奈緒子
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