親孝行のススメ

今年は節電のためか、長期に夏期休暇をとる傾向があるそうだ。

企業も率先して社員に長期休暇を進めているとか。

リゾートでのんびりする人いも多いと思うけど、故郷がある人たちは、そこに戻ってゆっくりする人も多いだろう。

そこで親と子供の関係について考えてみようと思う。

タイトルは親孝行のススメとしているので、ちょっと古臭いのじゃないかと思われる人もいると思うけど、これがそうじゃないんだ。

親孝行っていうのは不変の真理なんだ。

時代が変わっても、文明がどんなに進んだとしても、大昔から変わらない人間の重要な決め事として存在している。

親子の関係ってただ偶然に創られるわけじゃなくて、そこには厳然とした宇宙の真理が存在するんだ。

  • 偶然に生まれたわけじゃない。
  • 勝手に生まれてくることはできない。
  • 勝手に産むこともできない。
  • それがたとえ手段が違おうが(体外受精、養子縁組でも)人の縁が生じるところ全てに適応される。

という法則があるんだ。

魂の段階で、子供になる人は、自分の親となる人にお願いして生まれてくるんだ。

「自分が子供になりますので、どうか育てて下さい! 多少悪さをして困らすかもしれませんが、どうぞ末永くおつきあいして下さい」

と言ったかどうかは知らないけど、子供となる人が、親を決めて生まれてくるという事があるんだ。

え~、そんな事、一方的じゃないかと思われるんだけど、これは子育てを通じて人間を大きく成長させていくという神のプログラムがあり、子供を育てる、親に育てられる、ということで互いの精神性の向上や、ひと踏ん張りする辛抱強さ、深い愛情の大切さを知るということになるんだ。

まず子供が成長し、生意気で反抗的になってくる時がある。

親子喧嘩なんかの時、必ず親に言う決めセリフがあるよね。

「親が勝手に産んだんだ!自分は生まれたくて生まれてきたんじゃない!」

とか何とか 親に目いっぱい反抗し、自分のわがままを通す手段として子供が反発する時に必ず出してくる「伝家の宝刀」だよね。

こんなこと言われて、親はサメザメと泣くか、怒りまくって子供を叱りまくるか、そのどちらかだよね。

ちなみにうちのカミさんは息子の反抗期にこれをやられて怒り狂ったらしい。

まだ高校生だった息子からそんな言葉を浴びせられて

「ふざけんな!まだ親に面倒見てもらっている分際で何をぬかすか! 親が勝手に産んだというんなら、生かすも殺すも親次第だ!お前を殺して私も死んでやる~」

「こんなふざけたこと言っている奴は大人になってもロクなもんになんないんだ、 今のうちに私が殺して、社会に迷惑をかけないようにするんだ~」

と逆上してハサミを振り回して追いかけたらしい。

この時ばかりは母親の剣幕に恐れをなして、息子は相当驚いて逃げ回ったそうだ。

最後にカミさんは息子に

「土下座して謝れ、謝るまで許さない!」

といって パンチと蹴りを入れながら、土下座させて謝らせたそうな。

怖いね~。

ブルブルだよ。

ちなみに息子はその当時でもカミさんより二回りも大きい体をしていたが、カミさんの気魄に心底震え上がったらしい。

こんな怖いカミさんだと聞いていたら、後妻にもらわなかったかもしれない。

もらってから聞いたから、もう後の祭りだ。

ちょっと話はそれたけど、 子供を叱るということは子供の成長にとって、とても有効で重要な教育作業なんだ。

反抗されてビビって子供の言うことばかり聞いていたら、 子供は社会に出た時、叱られることを嫌がるばかりではなく、 ちょっとした注意を与えられても逆ギレするか、 引きこもって小さく固まってしまうか、どちらかなんだ

誰もが最初は、社会に出れば右も左も分からないチンプンカンプンで 使い物にならない役立たずから始まるんだ。

要するに、わからないことをいっぱい教えてもらって 初めて社会で通用する人間になるんだ。

上司や先輩から思いっきり叱責されることも当然のことだ。

ところが親から怒られることなく育てられたら、人からちょっと叱られたたり、注意されただけで、 百倍怒られたような錯覚を起こすようになるんだ。

怒られる、叱られる、注意される。思いがけないダメ押しを出される。

などは社会ではごく当たり前のことなのに、 親から叱られることなく成長した子供は極めてショックに弱くなり、 ちょっと注意されただけで、相手を憎んでしまう傾向が強くなる。

怒られた相手を許すことも、受け入れることもできない、 極めて器の小さい人間となってしまう。

この時点でもうわかるように、親となる人は優しい愛情も欠かせないが、 時には責任を持って叱ることが、子供を強くたくましく育てていくことになるんだ。

それは社会に適応できる人間を作って行くための大事なことなんだ。

また子供を叱ることは、親としての自覚を深め、 子供に対する責任感と愛情がより強くなり、親子ともども成長していくことになるんだ。

子供は怒らないで育てるのが良いとする風潮があるが、 魂の発達、人間性の向上というところから考えてみたとき、それは大問題に発展していく危険性を多分に含んでいることに気がつかなければならない。

魂の観点からもう一つ言えば、 怒ることによって、大量のカルマチップが子供に流れ込んでいき、子供の魂の部品として埋め込まれるシステムがある。

どういうことかというと、子供の魂は初めから完成されたものではなく、その構造上、隙間だらけ、穴だらけの状態でこの世に生まれる。

それらを埋めていけるのは、その殆どが親となる人(縁のある人からもある) からの怒りのカルマチップをいただくことによってその隙間や穴がふさがれる。

それによって魂は徐々に完成されていく仕組みがあるからなんだ。

そう考えると、

  • 何故子供は親を困らすこと言ったりしたりするのか?
  • 何度言われても同じように怒られることをするのか?

ということの説明がつく。

早い話が、親からの怒りのカルマチップは子供の魂の成長には欠かせなく、魂に埋め込まれた怒りのカルマが成長していくと 寛容さや情熱に成長し、子供の人間的成長に大きな役割を果たしているんだ

そう考えてみると、親から怒られたり、叱らてたりすることは、 子供の成長過程には、愛情をふんだんに与えられることと同様にとても大切なことになっていることに気付くべきなんだ。

親を甘く見て、感謝を忘れたら、恩知らずになるぞ。

先ず肉体を与えていただき、育てていただき、愛情をかけていただき、怒っていただき、一人前の社会人として通用するような基礎を作っていただいたことを、思い出してみたら、親をないがしろにするなんてもってのほかだ。

ついでに言っておくが、僕もまたよく怒られた。

悪さもしたし、愚図だし、わがままだし、人には迷惑をかけるし、勉強そっちのけで脱線するし、不注意からよく怪我もしたし、口答えもけっこうしたと思う。

親からしたら、「これを怒らずにいられようか!」という状況を 何度も作っていたと思う。

おかげで良く怒られたし、叩かれもした。

そんな具合だから、打たれ強さが身について、若い時、東京に出てきて一人暮らしを始めたとき、社会に対して何の不安も抱かなかった

今思うと、しっかり親から怒られたからね。

今日の記事は長くなったからこれくらいにして、次は「親は五億人に相当する」という記事を書くつもりだ。

何だかよくわからないタイトルだと思うけど、 読んだらきっと納得すると思うよ。

カルマの達人 入澤清司

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