親子の才能交換

今日はきわめて珍しいお話をしてみようと思う。

「こんなことあり?」という聞きなれない話だと思んだけど、これって患者さんの要望に添って治療した結果だから、今日はそれを記事にしようと思う。

あるご家族がそれぞれの持つ素晴らしい才能を分け合ったらどうなったかという話だ。

才能というものはどうやって作られるかというと、長い時間をかけてひとつのことに取り組んでいくうちに、際立って得意になったものと考えていいんだ。

それは過去世から培われてきたものもあるし、もちろん今世で頑張って努力して得たものでもあるんだ。

才能交換の話に移る前に、才能ってずーっと自分が持っているものだと思ったら大違いで、「人を馬鹿にすると、自分の才能が馬鹿にした相手に移る」という法則があることを知っておいてほしいんだ。

子供の口けんかによく出てくるフレーズで、「馬鹿といったら自分が馬鹿だ」とか何とか。

それって真理を突いている言葉だと思うんだ。

自分の優秀さをひけらかして、人を馬鹿にしていたりしていたらいつの間に馬鹿にしていた相手に自分の才能が移り、自分より優秀になってしまったなんて事はよくあることだしね。

職人さんの世界では、師匠が弟子を馬鹿呼ばわりするなんて事は、よく見かけることだけど、それは「馬鹿」という言葉に乗せて自分の才能を分け与えている事でもあるんだ。

そんな叱咤激励を言葉通り真に受けて、教えてくれている人を逆恨みしたり、キレて全てを投げ出したりしたら、せっかく頂いている才能をフイにすることになるから、もったいないよ。

怒られているうちは、自分を育ててくれていることだと思った方が良いね。

年取ってくると、頭がぼけて物忘れがひどくなってくるというのは、脳細胞の衰えも確かにあることだけど、同じ年齢の老人が全てぼけているかというとそうでもないのは、現実に若い頃、人を馬鹿にしまくっていたか、または、自分のカルマがそういう傾向を持っていたと言うことでもあるよね。

人を軽く見て馬鹿にする癖のある人は用心しなくちゃね。

才能が移動するという法則があるのなら、それに則って互いに足りないところを補うために、才能は交換できるんじゃないかと思って試したら、やっぱりそうだった。

しかし、これには条件があったんだ。

家族という深い縁を持った人同士、もしくは深い縁を持った人(大量のカルマを互いに持っている場合)に限られて、才能の交換が出来ることを発見したんだ。

その手法を使って、先日治療にこられた女性の話に移ろう。

今回の悩みの主は60歳ぐらいのお母さんだ。

このお母さんはとても勤勉で努力家なのだが、手先が不器用で非常に不便だというのだ。

そのため食器を洗っていて何個壊したことか。

シャツのアイロンがけの後、たたむ段になると、手が思い通りに動かなくて、毎回グシャグシャになってしまう。

一度もうまくたためたためしがない。

「もうイヤ、どうしてうまくたためないの?」といつも嘆いていた。

そのためご主人によく怒られる。

また彼女は頑張る気は充分にあるのに論理的考えが全くできないという。

ものの理解や状況判断が今一つうまくできない。

そのため順を追って話せないから、「お母さん、何言ってるの?」と息子によくたしなめられる。

以上のような事がよくあるため、「何とかならないでしょうか、論理的な頭と器用さが欲しいんです。」という、切実な気持ちを聞かされたので親子の才能交換をすることになったんだ。

まず彼女の家族の性質を聞いてみた。長男は指先が器用で、絵なんかもすごく上手く描けるという特徴があった。

でもグータラとよく寝て、休みの日でも子供を公園にも連れて行かない。

母親のように常に体を動かしているほど活動的ではない。

次男は論理的なものの考え方が出来る才能に優れている。

しかし母のように一つのことを飽きることなく続けるのが苦手で飽きっぽい。

そこで彼らの持っている才能をお母さんの才能と交換したらどうなるか?

長男がもっている器用さと、次男の論理的な考え方が出来るところをしっかりコピーしてお母さんの魂に入れてみたところ、しっかり変化があったという報告を聞くことができたんだな。

これは面白かったね~。

何しろ手先の器用さを入れて1週間もたたないのに、ご主人のYシャツがピシッとたためるようになったそうだ。

指先がイメージ通り動くようになったことがとても嬉しいとのこと。

それと今まで論理的に考えられなかったのに、順を追ってしっかり聞けたり考えられるようになったために、問題の打開策まで段階を追って考えられるようになった。

まるで別の自分になったような気分になったそうだ。

このようにお母さんから息子たちには、勤勉さや一度始めたらやめない継続力を代わりに入れて才能を交換した。

息子たちの報告はまだ聞いていないが、お母さんがこのように変化したところを見ると、たぶん彼らも知らないうちに才能が増えて、進化していることは見当がつく。

僕のブログには、こんなことあり得ない!なんていうことが多く出てくるんだけど、これは全て現実にあったことなんだ。

これも見えないカルマを長年探求してきた結果だと思う。

今思えば、若い頃はよく怒られた。

だけどよく怒られたことが、僕の探求心を目覚めさせ、探求し続ける情熱と努力を継続する原動力になっていると確信している。

若い頃は、よく怒ってくれた人には結構腹を立てたこともあったけど、この法則を知った今では感謝するのみだ。

カルマの達人 入澤清司

こちらのお皿湯布院の平家窯さんに作ってもらったんだけど、焼き物を作るというのもすごい才能だよね。

平家窯さんが作る焼き物は繊細な感じのものから、ワイルドなものまであって、いつも感心させられる。

焼き物は土と火と人間の手による芸術品だ。

真ん中に穴があいている皿。

ブドウをのせたら存在感が増した。

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