支配欲と独占欲

支配欲と独占欲、どちらも同じ傾向を持つ意識のように考えられますが、その内容を良く観察してみると決定的な違いがあることに気がつくのです。

まずは支配欲、これは全てを牛耳り、全てを自分の思うがままにしたい、自分が絶対正しい、自分以外の意見は取るに足らないという思いの現れです。

ここには「正義感」という感情が、支配欲の核となっていることに気がつかなければならないのです。

一方、独占欲とは、全てを自分で所有したい、全てを把握していたい、がんじがらめにして、自分以外振り向いてはいけないという、独善的な傾向があることを否めません。

独占欲の核となっているものには「溺愛」があることを知っておかなければならないのです。

現実生活において、これらの意識が突出してくるとトラブルを引き寄せやすく、さらにどちらの意識にも共通する「自己正当化」という更にやっかいな感情を引き寄せて、トラブルがヒートアップしてくる傾向があるからです。

ここで考えなければならないことは、トラブルの原因は相手ばかりではなく、自分も関与しているのではないか?と過去の言動を振り返り、

もしかしたら、知らない間に相手の心を傷つけるような言動をしたのではないか?
相手を尊重せず独断で突っ走っていたのかも知れない…

等と、最初に戻って自分と相手の言動を客観的に観察していくことが、問題解決の糸口になるからです。

そしてトラブルに至るまでに感じた嫌な感情は、互いのカルマが大いに関係しているということを踏まえ、このチャンスを逃さず、互いのカルマを解消すべきタイミングだと捉えることが大事なのです。

多くのトラブルを現実的な面だけで対処するばかりでは、真の問題解決には至りません。

互いのカルマをプラスに変換してこそ、トラブルはスムーズに解決されるのです。

なぜなら、支配欲は、差別感のない博愛という雄大な愛情に変わり、

独占欲は、人を愛し慈しみ育て、人の成功を陰で支え、人の成功を我が喜びとするような自他一体の愛へと成長していくのです。

カルマ解消マスター 入澤清司

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