思考回路とその成長

人間の思考回路は、樹木が生長する姿によく似ています。

最初は種から芽がでるように、基礎の思考回路が育ち、幹から枝が育つように数多くの回路が分岐して出来ていきます。

<種から芽が出ている図>

<枝が出ている回路図>

芽が出てから基礎回路の根や枝がでてくるところまでの図ですが、色合いも大変カラフルになっています。

実はこの木のように成長する思考回路は、魂の中心にあたる骨格の役割を担っています。

この木がすくすくと成長することで、魂全体の成長も実にスムーズに行われる関係にあります。

生後8ヶ月の時から、子供なりの苦労をさせることで(挑戦意欲と問題解決意識をかき立てることで)、幹と根がすくすくと成長するようになっています。

魂が大きく、高密度に成長していくためには、まずこの木のような思考回路の発育が先決なのです。

人生に数多く付きまとう苦労を、いち早く楽しみにまで変えてしまう、膨大な魂の成長エネルギー供給システムとして作られたものです。

魂の成長というものが、「楽しいことである」ことを強く自覚させる意味合いもあります。

よって、高次元の世界ではこれを思考回路アミューズメント(成長の木〕と呼んでいます。

<思考回路アミューズメントの図>

思考回路アミューズメント(成長の木)の完成形

思考回路アミューズメント(成長の木)

思考回路のアミューズメントの大きな根が、思いやり回路とあきらめない回路に当たります。

大きな枝が、基礎回路の6回路に当たります。

てっぺんに出来る枝
人のために、身体を使い、心を遣い、知恵を使う楽しさ の回路です。

アミューズメントの花
働くことの楽しさを十分に体得すれば、ふんだんに花が咲くことになります。

※働くことが他人の喜びになることであれば、自分自身が意識せずとも花が咲きます。

アミューズメントの葉
他人との交流の中で、喜びが交流すればするほど葉は生い茂るようになります。

溺愛がもたらすもの

溺愛の話になりますが、
” ふて腐れ ” は ” 溺愛 ” の中でも特に要注意です。

日々の努力を台無しにし、最悪の事態を招くことなるのも、ふて腐れることを許した” 溺愛 ” の結果なのです。

親がふて腐る姿を見せると、子供はマネをします。

子供がふて腐れる・いじけるのは、自分の欲求を通す手段として使っています。

子供のふて腐れを許し、そのまま自分勝手な大人になった時、その子供が” ふて腐れ “で作ったカルマの30~80%が親のカルマ倉庫に移送されます。

せっかく成長した” 思考回路アミューズメント “でも、ふて腐れる行為が度重なると枯れてしまい、最初から作り直しとなってしまいます。

「ふて腐れる」という言葉を作った先人は、アミューズメントが腐って大変なことになることをどこかでよく知っていたのかも知れませんね。

ふて腐れの影響

ふて腐れで作ったカルマが大量に出てくると、女性であれば子宮下垂、子宮脱、閉経が早い、早い時期に更年期障害になるなどの症状となります。
男性では症状としてインポテンツがあります。

ふて腐れている時間が7分を超えると、思考回路アミューズメントの全体が同時に枯れ始めます。

本人のふて腐れ度やアミューズメントの大きさにより差がありますが、11時間連続でふて腐れていると全体の1/4が枯れることになります。

したがって、何度も長時間の” ふて腐れ “を自分自身に許すと、一からやり直しということになってしまいます。

子供がふて腐れたときは、叩いてでも” ふて腐れ “を辞めさせることが非常に大事なことです。

ふて腐れることで自分の要求が通ることを覚えた子供は、再三にわたって” ふて腐れ “を使うようになります。

これにより” ふて腐れ思考回路 “だけがどんどん成長、発達していき、他の思考回路の成長を止めてしまいます。

こうなると、使える思考回路は「怒る」「 ふて腐れる」「いじける」「落ち込む」などに限られてくることで、問題解決能力は育たなくなります。

こういう人は、些細な問題を大問題に感じたり、ちょっとした事でも被害妄想的に受け止めたり、すぐパニックに陥りやすくなります。

この先には、睡眠逃避や引きこもり、鬱病、といった人生が用意されていることに気付かなければなりません。

子供がふて腐れた時にすべきこと

では子供がふて腐れた時はどうしたら良いのでしょうか?

子供の時であれば、よく話して聞かせようと思っても” ふて腐れ “状態では無理です。

子供の成長を阻む最大の毒である” ふて腐れ “が出たときは、間髪入れず、叩いてでも、思いっきり叱る、思いっきり怒ることをおすすめします。

ふて腐れることで痛い思いをする、損をする、悪いことである、ということを親として教え込むことが大変重要なことなのです。

痛い思いをすることによって初めて、「ふて腐れ回路」が閉鎖され、他の思考回路を模索するようになり、多くの思考回路が発達していくことになるのです。多くの思考回路が形成されていくことで、問題解決能力が高まり、情緒も豊かに発達していくことになるのです。

※「溺愛のカルマ」を過去世から含め大量に持つ人は、それが本格的に出てきた時、年齢に関係なく突然に鬱病が発症することもあります。

基礎回路の次に分岐して出来ていく、枝としての回路は数多くありますが、ここでは出来る順番に10回路を説明します。

1 論理回路

…13歳までが最も発達する
冷静に、物事の組み立て、発想(アイデア)の組み立てができる回路です。感情に流されないために不可欠な回路です。

育てる方法

・苦難、困難、問題に取組み、必ず良き回答を導き出そうとする情熱によって発達します。よって周囲が簡単に回答を出さない事です。
→これによって探求心、挑戦意欲の回路も発達します。

2 感動回路

…4歳までが最も発達する
まず驚くという事から始まり、感動回路の芽が作られます。

育てる方法

・子供が驚くものに多く接するよう配慮することで、感動する範囲が広がります。

・驚いて泣いている時は、この回路が最も活発に発達しています。よって泣かすことが悪いことだと決めつけないで下さい。
→泣きやむまで泣かせてやる事です。驚いて笑っている時は、泣いている時の次に発達します。

3 探求心回路

…25歳ぐらいまでが最も発達する(2歳までに探求心の芽が作られます)
探求心によって導かれた回答が正解であったり、楽しさが倍増する場合には、回路の発達も倍増します。

育てる方法

・子供の「何故、どうして?」という質問に対し、わかる範囲でよく答えてあげる事です。

・また子供と一緒に回答を導き出せるよう調べるなどが有効です。

・親が面倒くさがったり、どうでもいいような返事は極力さけること、要注意です。

・2歳~6歳ぐらいでしたら「ファーブルの昆虫記」などがお勧めです。

面白そうということが探求心を開く種であり、一歩進んだ段階の興味が探求心の芽となります。

探求心を開く種=感受性の基本5つ → 探求心の芽=興味

1 面白そう(気持ちよさそう)
2 危ないかも知れない(怖そう)
3 可愛いかもしれない
4 美味しそう
5 きれい(カッコいい)

4 愛情表現回路

…23歳までが最も発達する。
相手の反応を直感的に感じる能力であり、大勢を相手にしても瞬間的に感じ取れるように発達していきます。 人の魅力に深く関わる回路です。

育てる方法

・しっかり抱きしめて愛情表現をすることで、愛情の暖かさと大切さを自覚させます。

・あらゆるものの成長が最適な愛情によってよく育つことを教えることです。
→過度な愛情は、植物でさえ枯れていくことをしっかりと教えることです。
(過剰な水、肥料を与えると植物は育たず枯れていきます)

自分勝手な(相手迷惑な)愛情表現は嫌われるということを教えることです。

5 危険察知回路

…10歳までに基礎的な部分が最も発達し、17歳までがよく発達する
基礎から分岐する回路は、察知する感度が繊細になっていきます。(第六感も含まれます。)

育てる方法

・美味しいものとマズイものを食べさせ、しっかり感じ別ける経験をさせることです。

・早いもの、遅いもの、怪しいもの、の動きを見させて、教え判断させることです。

・あらゆる物音を聞かせ、中には危険な物音があることを教えることです。

6 美を感じる回路

…25歳ぐらいまでがよく発達する
色彩や形、ファッションや芸術作品を見て美しいと感じたり、かっこいいと感じたりする時に最も活発に働く回路です。

美に関する回路は、意識することや心掛けることによって大いに違いが出てくる回路でもある。

育てる方法

・美に関する感覚は、求めれば求めるほど発達が盛んになります。

・洗練されるように心掛けることによって、回路は急速かつ複雑に発達していきます。

・より多くの芸術に触れる機会をつくってあげることです。

7 努力・継続・没頭回路

…3歳までに基礎的な部分が最も発達し、25歳までよく発達する
この回路は努力意識を大量に吸着させる働きがあり、努力意識の変化、発達に大きく関わってきます。

努力意識は「種」の意識でありマイナスの意味合いが非常に強い物です。

この意識にエネルギーを集中的にかけて、発達させることによって、没頭・充実意識にまで発達します。

努力意識がここまで発達すると、もはや努力することが苦でなくなり、非常に面白くて楽しいという感覚が生まれてきます。

努力意識は、才能開発に欠かせない、またあらゆる新しいものを身に付ける時に必ず使わなければならない意識です。

発達途中には、嫌な感じを受ける意識であるということを理解し、少しの辛抱の先にある素晴らしい意識変革を逃さないことです。

努力が苦しいからといって途中で辞めないで、ここまで発達させることが、人生を楽しく有意義なものにするコツともなっているのです。

育てる方法

・積み木遊びをさせるのはとても効果的です。

・本を最後まで読んで聞かせることも効果的です。

・絵を最後まで描かせるのことも効果的です。

・安易な神頼みに走ることなく、努力の結果しか出ないことをよく教え、小さな結果でも共に喜ぶことです。
(注意)努力した人をバカにすると努力嫌いになります。(歪んだ回路が出来ます)

※努力意識は、以下のように変化成長していきます。

努力意識の変化形態

努力意識

努力否定意識(面白くない)

イライラ・拒絶意識

諦め意識(挫折)

がむしゃら意識
克服意欲意識

没頭意識(雑念がなくなる・面白くて楽しくてしかたがない)

達成・充実意識

8 判断力回路

…6歳までに基礎的な部分が最も発達し、58歳までよく発達する
基礎回路にある「自分で考える回路」は判断力の元になる回路です。

基礎回路の枝から分岐して、色々な判断力の精度を上げるための回路がこれにあたります。

多くの情報を元に最も的確な回答を導き出し、言動を決定付けていく回路です。

育てる方法

・数あるものの中から、自分で選択・決定させる経験をさせることです。

・目隠しして10分行動させるととても効果的です。(お奨め指数100点)
※ただし親がついて安全の確認できる範囲での行動です。これは同時に他人に対する優しさや注意力を大きく育てます。

・積み木遊びをさせることは効果的です。(75点)

・じゃんけん(25点)かくれんぼ(35点)、トランプ遊び-ババ抜き(75点)神経衰弱(100点)七並べ(92点)、
・UNO(85点)、オセロ(99点)

・社会にとって、他人にとって、自分にとってどうなのか、TPOを心掛けることで精度が上がります。

(注)正義感のみを強く教えると、判断ミスが多く生じることになります。これは「自分の判断力のみが正しい」という回路を増やすことになり、他人の意見を受け入れられないという傾向が強くなってしまいます。

9 表現力回路

…4歳半までに基礎的な部分が最も発達し、57歳までよく発達する
表現力豊かな人間に育てる回路です。

表現力に関する意識を大量にかき集めて、速やかに発達させる働きがあります。

豊かな表現力は、人の魅力となり、人間関係を豊かなものにするものです。

育てる方法

・色々な歌を歌わせることがとても効果的です。

・色々な人になりきって表現させる遊びも効果的です。(おままごとや○○屋さんごっこなど)

・ものまねをすることも効果的です。

・綺麗な字を書かせることが効果的です。

・笑わせる話をすること、させることも効果的です。

・演劇やショーを見せること、基本的には楽しいものを見せることが効果的です。

10 感謝回路

…5歳までに基礎的な部分が最も発達し、16歳までがよく発達する
感謝の思いを数多くの対象に持てることが、心の柔軟性を生み、愛情エネルギーの循環を促進させ、円滑な人間関係を作るものなのです。
感謝意識が多く発達した人は、可愛く、チャーミングに、楽しそうに見え、心惹かれる人間となります。

感謝することは、魂の成長、人間の成長に欠かせないエネルギーを作り出す、重要な作業なのです。

感謝回路は、感謝に関する意識をよく集め、発達させると共に、その他の回路の成長に大きく貢献する働きがあります。

育てる方法

・感謝の対象を多く持てば持つほど発達します。

・あらゆるものに対し、もし無かったらどうなるかを考えさせて、「ありがたい」という思いを実感させることです。

・他人からプレゼントされたり、何かしてもらったときには、思いだけでなく「ありがとう」と言葉で表現することです。
※言葉で表現すると、思いの数倍発達します。

・恵まれて当然という思考を捨て、ありがたいという感謝の気持ちを込めて思い直してみることです。

・時には、暖房も冷房も明かりも無い、食べる物も少ないという状況を意図的に経験してみることです。
※「感謝によるエネルギー生産法」も参照してみて下さい。

分岐する回路は、まだまだありますが、あと20回路だけご紹介させて頂きます。

高度な感動回路
責任感回路
自立心回路
高度な反省回路
協調性回路
創造回路
遊ぶ楽しさ回路
競争力回路
誠実さ回路
苦労克服回路
挑戦意欲回路
尊敬・憧れ回路
行動力回路
強さを求める回路
信念回路
食らいついていく強さ回路
小心、逃げ腰、弱腰を打ち砕く勇気回路
横着をさせない回路
働く楽しさを知る回路
優しさ回路

カテゴリーが変わり、科学理論的回路というものがあります。

これは7本の基礎回路の枝の間を縫うように出てくる、科学理論的回路の枝が9本あります。

数学的理解の回路
物理的理解の回路
科学的理解の回路
言葉の理解の回路
生物学的理解の回路
天文学的理解の回路
音楽的理解の回路
美的理解の回路
神の理解の回路

「多すぎて…」と思われましたか?

これ以上の意識回路につきましては、機会がありましたらまたご紹介させて頂こうと思います。

溺愛は、こういった数多くある思考回路の最初の芽を潰すだけでなく、成長してきた枝を一気に枯らす行為なのです。

可愛ければ知らす知らずの内に、子供のほしがるものをどんどん与え、さらには子供の意見を最優先し、子供の要求には全て応えてあげたくなるのも無理の無いことだと思います。

しかし親が何でもやってあげると、

・安易に自分の要望が通る
・欲しいものは何でもすぐに手に入る
・自分は何をしても好かれる
・自分が全て正しい

これが後に大問題を引き起こして行くことを予想できますか?

溺愛で育った子供の特徴は、前回のメッセージ「思考回路を発達させる教育方法」も参照してみて下さい。

溺愛のカルマチップが出てくると、肉体的にも症状として現れます。
※カルマチップが出るタイミングは人によって様々です。

肉体に現れる症状と溺愛のカルマの関係

身体に現れる症状に溺愛のカルマが関係する割合は次のとおりです。

  • 偏頭痛の55%
  • 脳卒中の約70%
  • くも膜下出血の50%
  • 脳腫瘍の約28%
  • 脳動脈瘤の25%
  • 消化不良の32%
  • 高血圧の56%
  • 低血圧の30%
  • 食道癌の30%
  • 胃潰瘍の32%
  • 胃ガンの約56%
  • 肺ガンの23%
  • 十二指腸潰瘍の約54%
  • 肝臓癌の約15%
  • 膵臓癌の約25%
  • 大腸炎の25%
  • 大腸癌の約20%
  • 近眼の約25%
  • ものもらいの約25%
  • 眼精疲労の約65%
  • 心臓疾患の約8%
  • 心臓弁膜症の36%
  • 心筋梗塞の25%
  • 白血病の30%
  • 糖尿病の5%
  • 乳腺症の50%
  • 胆石症の95%
  • 貧血の65%
  • 足のむくみの55%
  • 鬱病の58%
  • 日中、訳もなく眠くなる85%
  • 胃下垂をはじめ、内臓下垂の55%
  • 便秘の32%
  • 虫歯の30%

溺愛という行為が、どれだけ恐ろしいことであるかご理解頂けたでしょうか?

溺愛の危険性
溺愛は、盲目の愛です。
溺愛は、責任の無い愛です。
溺愛は、愛情の間違った使い方です。

溺愛は、人間を限りなくダメにしてしまう可能性を持っていることを知っておく必要があります。

子育ての念頭に置くべき、重要なテーマを3つ上げます。

子供がどういう大人になるか?
社会的に自立していくにはどうするべきか?
如何に多くの素晴らしい友人を持てるようになるか?

子育てにおいて、礼儀作法を教えることは、もちろん重要なことです。

子供の思考回路を育てるという親の大切な使命も決して忘れなで下さい。

子供を見て、楽しい、可愛いの一辺倒になってしまうと、もう溺愛が始まっています。

これから親になろうとする方、現在子育て中の方は、私のメッセージを子育ての参考にして頂ければ幸いです。

最後に、溺愛に関係する心のプレートをご紹介します。
是非読んでみてさい。

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