嫉妬は拡大される

今日も引き続き、嫉妬の話です。

何しろ人生最大のテーマの一つだから、もう少し突っ込んで探求しておいた方がいいので、今日は嫉妬が拡大するという事を書いておこうと思う。

ここまで書いておけば嫉妬が出てきて苦しくて、苦しくて仕方が無くなった時の対策が出来るかな~、と思ってるんだ。

嫉妬って何もん?という事が、前回までの記事である程度理解していただけたと思う。

嫉妬の大きな原因と言うことも、ちょっとは分かりかけて来たんじゃないかと思うんだけど、まだまだ嫉妬の全容をつかめているわけではないよね。

だから、ここでもう少し探究して、嫉妬は拡大する性質を持っていることに触れておこう。

嫉妬が出てきたときに、その苦しさに目がいって、対策も後手後手に回る事があるから、嫉妬が拡大する性質を知っておかなければならないんだ。

嫉妬が出てきたとき、先制攻撃で積極的に解消して愛情に変えていけば嫉妬は余り問題にはならない。

かえって人間関係にピリッとした緊張感を与えるスパイスの役目をしたりして、楽しい人間関係が形成されることにもなるんだな。

問題は、嫉妬が出てくることに気がつかないで、何か嫌な感じがする、空しい感じがする、胸がざわざわする、疑り深くなる、…

そういった自分の心が発しているサインを見逃して、嫉妬を拡大させてしまうことなんだ。

じゃあ、嫉妬が拡大するにはどんな条件があるのかというと、それは被害妄想と劣等感という二つの意識が大きく関係してくるんだ。

被害妄想は一言で言えば、マイナス意識を拡大させる心の拡大鏡とでも言った方がわかりやすいと思うんだ。

これを使うと小さなアリも巨大な象ほど大きく見えてしまう。

もぅ、これだけで大事件だね。

これの特徴的なことと言えば、特に自分のマイナス感情を拡大してしまうことだ。

そして、疑り深くなるのも特徴の一つだね。

嫉妬に被害妄想が加わってどんどん拡大していったら大変だよ。

まず独占欲や支配欲を拡大させて、相手をがんじがらめにしてしまう。

次にあらぬ事に疑いをかけて、何でもかんでも疑り深くなる。

自分の不安を相手のせいにして、ちょっとした事にも目くじらを立てて、相手を困らせたり、怒らせたり、そして言っちゃいけないことまで言って、人間関係を壊してしまう。

あ~怖いね~。

これに近いことはしょっちゅう誰もが経験しているんじゃないかな?

では次に劣等感にいくよ。

劣等感は、これも心の虫眼鏡が影響してくるんだ。

この場合は、自分以外が全て大きく見えるようになっていて、自分を必要以上に小さく見て、他より秀でた箇所があったとしても、自分を過小評価して、自分が価値のない者、無意味な者と決めつけてしまうことなんだ。

これも困ったもんで、自分の不安や迷いを全て自分のせいと決めつけて、卑屈な思いをどんどん作り上げてしまう。

これは自分の愛を縮小させ、エネルギーをどんどん奪い去っていくような強烈なマイナスの力を生み出していくんだ。

人間って、どこに魅力を感じるかというと、見た目や性格は勿論だけど、大切なのは、その人がどのくらいエネルギーが満ちあふれているか、という事が一番大切なことなんだ。

考えても見てよ。

暗くて、やる気が無くて、いつも泣いてる人に魅力を感じるかい?

やっぱり元気でエネルギッシュに生きている人には絶対魅力を感じるし、そんな元気な人と付き合いたいと思うのは誰もが思うことだよ。

嫉妬を拡大させていくのは、こんな二つの思いがごちゃ混ぜになって、苦しくて一歩も前に進まない状況を作り出しているんだよ。

一人舞台のように、自分一人が勝手に思い、勝手に傷つき、勝手に悩み、また、自分の整理のつかない混沌とした思いを相手にぶつけても、納得するような答えももらえず、相手にしてもらえないと、疑惑の思いがふくらんでますます嫉妬が増えていくんだ。

又ある時は、嫉妬している自分が情けなく、ただただ自分をダメだと思い、自信を失い、何に対しても消極的に考えてしまう。

一人で悶々として、目に入る全てのものが灰色に見えてくる。

嫉妬が拡大してくると、答えの見つからない迷路をグルグルと歩き続けているような錯覚にとらわれて、愛情や自信や将来のビジョンもかすんで見えてきて、一歩も前進出来ない状態になってしまうこともあるんだ。

それは怒りと不安と心配と虚無感の狭間でフラフラしているような地に足がつかない精神状態を作り出していくんだ。

こんなこと恋愛ばかりではなく、誰もが経験したことがあるよね。

仕事関係のライバルや、芸術を追い求めるアーティスト、小さいところでは、お隣同士や学校の仲間、どんなところでも嫉妬の種は尽きないんだ。

どんなに様々な経験を積んだ人であっても、若くても年取ってても、女性に限らず、男性にも。

自分と比べて、誰かが自分より秀でていたりすると、胸にちくっと小さなとげが刺さるような痛みと共に嫉妬がそっと忍び寄ってくるんだよ。

しかし、拡大する性質を持った嫉妬でも、しっかりとその傾向と対策を知っていればこれを逆手に取って自分自身をより素晴らしく成長させていくことが出来るんだ。

なぜなら積極的に自分を客観視して、心のサインを見逃さず、

「こりゃ何だ、出た~!」

と思ったら、

「何が出ているんだ?支配欲か? 独占欲か?」

「もしかしたら被害妄想になっているかな? 劣等感が出ているのかな?」

と自分の気持ちを分析することが大事なんだ。

そうしたら、カルマ解消をしたり、「心のプレート」を表返していけばいいんだ。

このことをよく知っていれば、自分の心を変化成長させていくことは決して難しくないんだ。

カルマ解消の方法は前回の記事に書いているんで、心当たりのある人はやってみると良いよ。

コツはね、自分の足りないところや欠点に決して目をそらさないで、自分の気持ちがスッキリするまで何回もやることだよ。

心のプレートは、誰もが読めるというものじゃないんで、折を見て記事にしていくので、自分に当てはまる記事があったら、積極的に表返していくことがいいね。

一人一人違うプレートを持っているんだけど、大まかなところでは共通項があるので参考に出来ると思うよ。

心のプレートも、カルマ解消と同じで自分の気持ちが落ち着いたり、スッキリするまで何回もやってみたほうがいいよ。

という事で嫉妬3部作は、一応これで終了。

しかし、大まかなところで書いているので、ちょっとわかりにくい個所もあったと思うけど、嫉妬に対する考え方も少しは変わったんじゃないかな?

嫉妬に関するプレートを出すと、もっと理解が進むと思うので、次回にこうご期待。

カルマの達人 入澤清司

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