「過去世で自分が人に与えた痛み・苦しみ・悲しみが、カルマによって自分の身に再現され、人生を振り回されている」ということをお伝えしました。
しかし「反省でカルマを解消する」ことができます。それにはどうしたら良いのか?この先はその方法をお伝えします。
人の辛さや苦しみ、悲しみを、自分がいかに共感することができるか?理解できるか?そして心底から反省できるか?が問われます。
そのためには、これから紹介する「ごめんなさい反省法」が一番効果的です。
ごめんなさい反省法の「5つのステップ」に沿い「心の底から思いを込めて」実践してみてください。
「ごめんなさい」の言葉をしっかり口にする。
最近は「ごめんなさい」の言葉を耳にしなくなったような気がします。とても大切な言葉で、たった一言で人と理解し合えます。
注意「ごめんなさい」の代わりに「許してください」を使ってはいけません。「許してください」は自分が痛みから逃げようとしており、心の底からの反省になりません。
「そうだったのか」「こんなに苦しい思いをさせたんだ」と自分の身を相手の境遇に置き換えて考えてください。
今、カルマがあなたに再現している苦しみは、過去世であなたが人に与えた痛み、苦しみ、哀しみが何万分の1のレベルに抑えられたものです。
「もし、今の苦しみが何万倍のものだったら自分は生きていられないかもしれない」「辛かったでしょう」「哀しかったでしょう」 と相手に与えた苦しみや思いに共感することが大切です。
「こんな自分じゃ嫌だ!」と強烈に思う。人の痛みや苦しみに気が付けない自分がいることを知り、それを修正しようとする自分を叱咤激励することが大切です。
「こんな自分じゃ嫌だ!」と強烈に思ってください。
自分が痛みや苦しみを与えた人々や、目に見えない協力者(神様・守護霊・指導霊)に対する深い感謝は、カルマを変換するのに必要なエネルギーを生みます。
カルマの変換には大量のエネルギーが必要で、感謝のエネルギーがない状態ではカルマは変換できません。
逆に感謝のエネルギーを十分に持っている人には、本人が意識しないうちにカルマが変換される「カルマの自動変換」が起きることもあります。
反省と感謝を通じて人の心は成長します。
心が成長するには、自分の行いを反省できることに加えて、辛い思いをさせた相手に対して感謝できることが重要です。
辛い経験を乗り越え、感謝と反省を通して相手とともに成長しましょう。